2007.01.31 Wednesday
気になったニュース
B’zが“特攻隊の心”を歌う
1月31日10時53分
人気ロックユニット、B’zが、映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」(新城卓監督、5月12日東映系公開)の主題歌「永遠の翼」を歌うことが30日、発表された。「ぜひB’zに」と企画・脚本・製作総指揮を務める石原慎太郎東京都知事(74)のラブコールに応え、タイトルイメージソング「THE WINGS」とともに主題歌「永遠の翼」の2曲を書き下ろした。
都知事である石原氏が並々ならぬ意気込みで久々に作家、映画プロデューサーを務める話題作を、B’zが音楽でサポートすることになった。
2人はオファーを受け、昨年7月上旬に映画の舞台、鹿児島・知覧にある特攻平和会館を訪れた。出撃戦死した順に掲示された1036人の特攻隊員の遺影や遺品に触れ、深い感銘を受け、曲制作に入った。
太平洋戦争末期、特攻基地で過ごした若き特攻隊員(徳重聡、窪塚洋介ら)と、彼らから母のように慕われた鳥濱トメさん(岸惠子)の苦悩と交流を描いた物語に対し、愛する人を守るために空に散った隊員の思いを歌詞に込めた美しく力強いバラード(主題歌)を書き下ろした。
当初はタイトルイメージソングだけでの依頼だった。しかし、2人の思いは、そこにとどまらず、インスト曲「THE WINGS」(作曲松本孝弘)に加え、主題歌「永遠の翼」(作詞稲葉浩志、作曲松本孝弘)の2曲を贈った。
新城監督も「わざわざ特攻平和会館を訪れたと聞き、その曲作りの精神性、姿勢を大変うれしく思います。映画の世界観とイメージがぴったり重なっている素晴らしい主題歌になり、大変感謝しています」とコメント。
B’zの2人は石原氏とは面識はないが今後、完成会見や試写会などで“初共演”することになりそうだ。なお「永遠の翼」は4月末にもシングル発売の予定。
| - | 20:40 | - | trackbacks(0) |